梨を普段からよく食べているという方も、いらっしゃるでしょう。
日本では身近な果物ですが、どのように栽培されているかご存じですか?
今回は、梨を栽培する時の流れを解説します。
▼梨を栽培する時の流れ
①植えつけ
梨を栽培する時は、まず植えつけが行われます。
品種によっても変わりますが、11~3月頃に植えつけを行うことが多いです。
②剪定
植えつけした梨の木が成長したら、剪定を行います。
剪定とは、枝を切って木のバランスを整える作業です。
早くに実をつけていた場合、その後の梨の生育が悪くなるため、取り除いておきます。
③受粉
受粉させる方法として、自然受粉と人工授粉があります。
自然受粉は風や虫など自然の力を利用する方法で、人工授粉は人の手で受粉させる方法です。
栽培している環境や手間などを考えて、どちらの方法で受粉させるか検討しましょう。
④摘果や袋がけ
梨の実がなってきたら、摘果を行います。
摘果は、果実同士が養分を取り合わないように間引く作業です。
その後、袋がけの作業も行います。
⑤接ぎ木をして収穫
梨の栽培をする時は、接ぎ木をして収穫量を増やしたり、病虫害対策を行ったります。
接ぎ木は、3~4月に行われることが多いです。
十分に実が育ったら、収穫します。
▼まとめ
梨を栽培する時の流れは、以下の通りです。
①植えつけ
②剪定
③受粉
④摘果や袋がけ
⑤接ぎ木して収穫
梨の品質を高めるために必要な作業もあるので、基本的な流れをしっかり把握しておきましょう。
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